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性被害サバイバーの1事例

ある性被害サバイバーの話34 ~転職と「メンタルケア心理士」~

2021年6月13日

 

「ある性被害サバイバーの話」を最初からお読みいただくときはこちら

前回のお話はこちら

 

母のガンが発覚し、週2の仕事からフルタイムの仕事に就くものの、

3ヶ月程度で体調不良により退職することになります。

 

回想:体調不良のため退職

フルタイムのパート事務員は、パニック発作などの体調不良のため夏ごろに退職しました。

 

解説:混乱と症状と衝動的行動

この仕事は最初から最後まで、混乱したままだったなと振り返っています。

やけに「仕事は楽しい」と思いこむようにしていました。

 

退職する直前は、パニック発作胃腸炎などで目に見えて痩せ、けっこう衰弱していました。

けれど、「ある性被害サバイバーの話32」「夏は活動的」と振り返ったように、

季節が夏だったので、うつ状態ではなく、どちらかというと変に動けていたので転職や資格の通信講座に申し込むなど、

少し衝動的な行動をしたのだろうと思います。

 

回想:転職

パート事務員退職後すぐに、派遣としてフルタイムの事務員として働き始めました。

前職のパニック発作や胃腸炎は長引かなかったことが幸いでした。

 

パートフルタイムの仕事を体調不良で辞めた直後、母のガンが抗がん剤の効果によって小さくなりました。

 

解説:混乱が落ち着いていった

母の抗がん剤治療がそれなりに成果が出たこともあり、家族全体が母のガン発覚の直後より少し落ち着き始めました。

 

その影響もあってか、次の派遣の事務になるときは、私自身も少し落ち着きを取り戻していたように思います。

 

また、「ある性被害サバイバーの話31」で書いていますが、

秋の大学院受験をどうしたのか記憶がないのですが、いずれにしても私にとっては大事なことです。

「受験するかしないか」を考えないといけない時期が過ぎたことも、落ち着いた要因だったかもしれません。

 

回想:申し込むもののできない

『メンタルケア心理士』という資格が取れるという通信講座に、退職前後に申し込みます。

それは3ヶ月間課題を出して12月に試験というスケジュールでした。

でもしばらく全くレポートのような課題を提出できず、焦りだけがありました。

 

課題を提出できなかったのは、やる気が起きなかったから。

それはこの資格についてではなく、勉強そのものができていませんでした。

 

母のガン発覚直後の動揺はおさまってきたものの、私自身の問題は何も進歩していません。

大学院に受からない状態で、このままどうしていこうか不安と焦りが日に日に強くなっていきました。

 

解説:迷い

この「メンタルケア心理士に申し込んだ」「秋の大学院受験を受けたのか受けなかったのか」は同時期のことで、この頃の記憶が少しあいまいです。

 

推測するに、母親のガン発覚によって、かなり動揺していたのだろうということ、

もともと抱えていた「大学院にいつになったら受かるのか…」という不安感が強くなり

本当には臨床心理士の道を諦めたわけではなかったですが、

「メンタルケア心理士」という資格を取ろうとしたところをみると、

妥協しようとしていたような気がします。

 

そして、「心理職は臨床心理士でないと就けない」と分かっていたのに、

「でもメンタルケア心理士資格の会社が“就職も支援”って書いてあるし、

大学院に行かなくてはなれない臨床心理士でなくても、カウンセラーとして働ければいい」と、

自分の都合の良いように解釈してしまっていたのだと思います。

 

でも、本当は「メンタルケア心理士」で心理職に就けるわけはないこと、

何より「ちゃんと学校に通って学びたい」という気持ちが強く、メンタルケア心理士の勉強をする気になれず、

かといって、大学院を再び受ける覚悟も持てず、

「臨床心理士になる」という夢からちょっと遠ざかったような状態になっていました。

 

そんな中、派遣として働きつつ、母親の付き添いをしたりしつつ、

「フリーター」という不安定な身分を気にしつつ過ごしていました。

 

 

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トータルで振り返ると、勉強はできていませんでしたが、

転職後の派遣のフルタイムの仕事はそれまでより精神的に落ち着いて、

軽躁状態でもなくうつ状態でもなく、パニック発作も起こさずに働いていたなと思います。

 

次回はエピソードの続きではなく、家庭環境について振り返ります。

続きはこちら

 

 

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