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心理士の裏話 日記

Twitterの炎上案件から思い出した心理業界の闇 ~スルーしてね~

2022年12月5日

 

今回は、本当に「ただの愚痴」なのと、

心理業界のあまり好ましくないことを述べているので、

気が進まない方は読まずにスルーしてくださいねm(__)m

 

ツイッターの炎上案件

ツイッターの炎上案件といえば、

1年半前のこの記事くらいで、普段はブログで記事にしたりしません。

 

以前のこの記事は、私自身がそれなりに心が揺れたから書かせてもらいました。

 

今回は、そこまでではないのですが、

著名な先生で私のブログでも以前に紹介していた療法の専門家の方であったので、

ちょっとショックでした…。

 

ただ、この先生は、以前から炎上傾向があったので驚きはしなかったですが、

でも、一連の内容を見ていると、本当に、

 

・・・残念・・・

 

というなんともいえない気持ちになって、こうやって何が言いたいかわからないブログを書いてしまっています。

 

知っている方は知っていると思いますが、

簡単に今回の「炎上案件」を説明すると、

その精神科医の先生が、ある国会議員の人を「発達に問題がある」とツイートし炎上、

その後のツイートが(私が思うには)火に油でしかなく、さらに炎上。。

 

という感じでした。

 

私が一番「危ないな」と思ったのは、直接診ていない人を診断まがいな発言をしたことより

その先生から溢れ出ている(と私は思った)

 

 

「自分は絶対に正しい」

 

 

という思考?でした。

 

「自分は絶対に正しいし、患者さんは自分にしか救えない」

 

という発言内容は、もはや宗教的、患者さんとその先生との関係性は

「教祖と信者」なのではないかと考えてしまうくらいのものでした…。

 

もちろん実際はそんな単純なことではないでしょうし、

一般的なカウンセリングでも、カウンセラーに対する「信頼」が重視されている観点からは、

やはり治療者は「特別な存在」であり、それ自体はおかしいことではないのかもしれません。

 

ただ、精神科領域に限らずですが、治療者支援者が

「自分は絶対だ」

と思うことは、もうそれは、なんていうか、支援者でも治療者でもないなと思います…。

 

心理業界の権力闘争

それで、話がすごくそれますが、

この炎上した件とは無関係のことですが、

繋がって頭に浮かんだのが、

最近の「心理士・師」の政治権力の揉め事です。

 

先ほどの先生は医師ですので心理士の業界とは厳密には違いますので、本当に別件です。

 

あんまり、このブログを読んでくださっている人たちに言うことではないので、

ご興味がある方だけお付き合いいただければと思います。

 

 

『公認心理師』という国家資格は、『臨床心理士』の悲願だったはずです。

国家資格にしたくて、先人の偉くて立派な先生方が力を尽くして『臨床心理士』の活躍の場を広げ、

やっと、やっと、国家資格になったわけです。

 

ただ、『臨床心理士』の資格名をそのままに横滑らせることは現実的にできなかったので、

『公認心理師』という新しい名前になった。

 

 

それでね、私みたいな末端の人間は

「仲良くすればいいじゃん」

って思うわけですよ。

 

当面は両方の資格を持つ「ダブルホルダー」が主流になるし、

その後、臨床心理士は淘汰されるか存続されるかは、設計次第というのと、

年月の流れで決まるのかなとも思います。

 

とにかく、

 

「俺が(私が)一番偉いんだ!!」

「こっちのほうが権威があるんだ!!」

 

みたいなことじゃなくてさ、下々の心理職、ひいてはクライアントさん方に対して、

示すべきことは、

 

「こっちの方が正しいぜ!!」

 

って躍起になることじゃないんじゃないかって思うわけですよ…。

 

私なんかには手の届かないすごく偉い人たちが繰り広げている

 

「公認心理師VS臨床心理士」

 

は、私ごときの心理士にも影響が出てきてですね、

 

「臨床心理士」は歴史があるので、「日本臨床心理士会」始め、

各都道府県に「東京都臨床心理士会」みたいにそれぞれ「臨床心理士会」が存在して、

研修や情報共有の場として重要な機能を果たしています。

 

それで、その「臨床心理士会」が「公認心理師」資格ができたことで、

名称を「臨床心理士会」から「公認心理師会」に変更した都道府県がいくつか出たんですね。

 

そしたら、

 

なんとなんと、「臨床心理士から公認心理師に対し」という構図で

 

「各都道府県の臨床心理士会で、“公認心理師会”に名称変更した都道府県には、臨床心理士の資格ポイントの“2群”は認めないことにする」

 

ってね、本気でね、嫌がらせをね、してきているの…。

 

余談

臨床心理士は資格更新制度があり、所定の期日内に所定以上の研修を受けないと資格失効になるんです。

その規定が「どんな研修でもいい」のではなく、1群から5群までの種類があって、

「2群」を取得するのはけっこう重要なのです。

 

 

これね、私は当時ビックリしました。

ウワサは流れていたけど、

「まさか本当に嫌がらせを決定し実行するとは!!」と、

もう残念で仕方ありませんでした…。

 

各都道府県の中で、「臨床心理士会」から「公認心理師会」に変更したのは、

 

「国家資格になったし、これからは公認心理師だけの新人さんも出るから、一緒に学んでいこう」

 

という素直な気持ちだったと、少なくとも私が入会している都道府県はそうだったと思っています。

(知らないところで政治的な判断があったのかもしれませんが)

 

それを、「だったら臨床心理士の資格更新に必要なポイントとしては今までのようには認めない!」って

「臨床心理士資格認定協会」が動いてくるなんて、

 

何がしたいのですか??

 

とお偉い人たちに思うわけです…。

 

ちなみに、「公認心理師」も一枚岩ではなく、結果として現在、

「公認心理師協会」

「公認心理師会」という

2つの「会」が存在するという

 

意味不明な状態になっております。

 

どちらも、会員数を増やそうと上位資格を作るなどこれまた意味不明なことをされておりますが

 

 

どっちとも入るわけねーだろ!!!

 

 

と、下っ端の私は固く決意しています。

 

 

先人の偉い先生方は心理業界をここまで広めるのに本当に大変だったことと思います。

その偉業、名誉を、自らで毀損するようなことを、下の者としては見たくないというのが本音です…。

 

 

 

後日アップ予定の「嫉妬心が教えてくれること」という記事の内容とも関連しそうですが、

自分が一生懸命取り組んできたことこそ、

「負けたくない」と思うし、他を悪くして自分が支持するものの良さをアピールするものです。

ただ、

 

自分のことしか見ていないと気付いていない状態

 

にはならないように、気をつけないとなと改めて思いました…(なんのこっちゃ)

 

 

 

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私のブログを読んでくださっている方は支援者よりも一般の方がほとんどだと思いますので、

嫌な話をしてしまってごめんなさいm(__)m

 

でも、現在、現場で臨床をしている心理の人たちは上記の権力闘争などに巻き込まれずに

真摯に職務にまい進していると思いますので、安心してくださいね♪

 

 

それでは、次回は普通の記事をアップしたいと思います!

 

こんな内容なのに最後までお付き合いくださってありがとうございましたm(__)m

 

 

 

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