「あ～、今『複雑性PTSD』について簡単にでもブログで書いてツイッターで流したら
ＰＶ稼げるんだろうなぁ」
と思いながら、全く書くつもりのない寝子です、こんにちわ♪
ただ、いい機会なので、私が前から思っていて言いたいことを書こうかなと思います。
今日もただの日記です！
ちなみに、「複雑性PTSD」「PTSD」に関する情報はございませんｗ
私は、自分が「PTSD」と指摘され、心理士の卵だったときは「PTSDを専門としたい」と思っていました。
けれど、実際に臨床に携わると、
「PTSDだけがトラウマ起因ではない」
と本当に現実を知りました。
精神疾患は、基本的に「症状」で診断名がつきます。
その「診断名」のうち、トラウマなどの「外的要因」が明記されているものは
以下の３つです。
・ASD（急性ストレス障害）
・適応障害
・PTSD（心的外傷後ストレス障害）
でも、精神疾患の発症には医学的にも「強いストレスが発症の一因」とされています。
しかし、診断基準に「外的要因」が明確に規定されているのは上記の３つだけです。
「名前がつく」というのは非常に意味があります。
中でも「診断名」というのは良くも悪くもものすごい威力を持っています。
話を聞く限り、幼少期の虐待や犯罪被害が精神疾患の原因と考えられるのに、
症状は「不安障害」であったり、「気分障害」であったりすることが
実際の臨床現場では非常に多いです。
でも、「PTSD」と違い、診断基準に「トラウマ」は定められていません。
そのことは、ご本人にもご家族にも意識的にも無意識的にも大きく影響するのだと
痛感しています。
何が言いたいかというと、
「PTSD」だけが、トラウマを証明する病名だということに
悔しい思いがあります。
もちろん「PTSD」「複雑性PTSD」を軽んじるわけでは決してありません。
ただ、重い不安障害や摂食障害のほとんどは、
トラウマが原因であることが多く、
そのケアが必要だということを叫びたくなることがあります。
もっと言えば「統合失調症」として発症したら、
基本的にカウンセリングは行えません。
仮にトラウマが原因でも、基本的にはその根本的ケアは行えないのです…。
ただ、必ずしもトラウマに対する直接的な心理療法を行うばかりが有効ではないことも事実だと思います。
…ただ、本当に私のただの戯言なんですけど、
なんか、やるせなくなることがあります。
「診断名」は本人に、そして周囲の人たちに影響を与えます。
だから、せめてここで叫ぶことを許してください
PTSDだけがトラウマ起因じゃない！！
不安障害や摂食障害、気分障害だって、
トラウマの傷によるケースが多いんだ！！！
もし、「PTSD」ではない精神疾患を抱えていて、
あるいは精神疾患でなくとも、
ご自身を振り返ったときに「心の傷」に思い当たるようなら、
どうか躊躇せず、その傷を癒そうとしてほしいと思います。
「人のせいにしちゃダメ」とか「昔のことを今さら言っても仕方ない」なんてことはありません。
もちろん気が進まないのに無理に傷を掘り返すことはありません。
でも、「PTSD」だけがトラウマが原因で発症する病気ではありません。
病気に限らず、人は過去の体験によって今があります。
なので、今が苦しいとしたら、過去を振り返り理解していくことは意味があると思います。
どうか「私はPTSDじゃないからトラウマが原因じゃないんだ」等とは思わないでほしいなと思います。
人それぞれ、出方は違います。
無理に過去を掘り返すことはありませんが、
気になっていることがあるのであれば、
心の傷が痛むようであれば、
PTSDじゃなくとも
何も臆することなく遠慮することなく、
トラウマをケアしていい
のです。
そのために、精神科医や心理士がいます。
…すみません、前から言いたかったことを
ここで叫んでしましたm(__)m
ただ、「PTSDだけがトラウマ起因ではない」ことは、
学術的にも言われていることですので、
思い当たることがあって「癒したいな」と思う方は、
ぜひトラウマをケアしてほしいなと思っています。
↓「期待していた内容じゃなかったな」という方もぜひ一押しを！！
↑「PTSD」に関しては私なんかよりも一般の人の方が詳しかったりしますｗ
そうはいっても「PTSD」についてもちょくちょく記事で取り上げています！
…なんか、本当に一方的な叫びで失礼しました…
こんな記事を最後まで読んでくださったそこのあなた様！！
天使様！！！
ありがとうございましたm(__)m
これに懲りずにまたお越しいただけることを心待ちにしております！