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トラウマ 家族 感情

クリスマスと「命の授業」のしんどさ

2020年12月24日

クリスマスですね。

今年はコロナでクリスマスムードは控えめで、さびしい感じもしますが、

毎年この時期が苦手な人もけっこういらっしゃいますよね。

複雑なトラウマがあったり機能不全の家庭に育ったりすると、

クリスマスなどのイベント事は嫌な記憶を想起させる苦しい日になることが多々ありますよね。

なので、今年の静かさはコロナゆえの寂しさばかりじゃなく、

毎年苦手なこの時期を少しラクに過ごせるという一面もあるかもしれないとふと思いました。

一般的に「土日などの休日」や「誕生日やクリスマスなどの大きなイベント」は、

普通のご家庭の場合は子どものころはとても楽しく嬉しい日のことでありますよね。

でも、休日は親も自分も家にそろってしまうがゆえに暴力やケンカが絶えない、

周りはイベントを楽しそうに過ごしているのに自分だけ何もない…etc

みんなが楽しそうに過ごしているように見えるイベント事ですが、

その中には痛みや孤独感がいっそう強まって苦しくなっている人たちがいる。

そういう人たちは表に声を出せないので、目立たない。

だからいっそうに「楽しめていないのは自分だけ…」のような気がして孤独感を強めていく…。

そう考えていたら、「クリスマスなどの多くの人が楽しむイベント」と「命の授業」に、

“多数の同調によって、苦しみや孤独感を強めている人たちが隠されている

という共通点が思い浮かびました。

突然「命の授業」とか出しちゃいましたが(^_^;)

「命の授業」とは、小学校や中学校で行われる「“あなたは生まれてきただけで愛される尊い存在”ということを伝えて、自殺やいじめなどを防止する授業」です。

これって、こういう授業を行って心に響く人には授業をする必要がそもそもないし、

この授業が本来伝えたいと思っている「自分が生まれてきただけで尊いと思えない人たち」にとっては、

もっと孤独感疎外感を感じてしまうだけだと思います。

「周りは感動しているのに、自分はそうは思えない…」とか

「“生まれてきただけで尊い”なんていう扱われ方をされたことがない」など。

小学校中学校でのこの授業場面を想像すると、

「そうだ!お父さんお母さんに望まれて生まれてきた自分の命、そして他の子の命も大事にしよう」って共感している多数派の中で、

共感できない自分が悪い子のような気さえしてしまう・・・。

でも、その授業やムードが正しいわけでもなんでもないし、

共感できないことが悪いわけでもなんでもない。

こういう類の「命の授業」って、ほんと無意味だし、場合によっては有害だとすら思っています。

クリスマスムードの中で、「命の授業」の最中で、流行の家族愛ドラマが盛り上がってる場で。。。

などなどの場面で孤独を強めている人たちはたくさんいると思います。

声をあげられないからなかなか知ってもらえないけれど。

でも、「多数派の共感」は、一見そうみえるっていうだけだから。

きっと雰囲気に飲まれてるだけ・・・・。

 

孤独感疎外感を感じているのは自分だけじゃない。

 

そんなことを言いたくなったクリスマスです。

今年のクリスマス、心穏やかに過ごせますように・・・

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