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呪いの言葉

呪いの言葉②:「ここを辞めたら他でもやっていけない」

2021年1月12日

呪いの言葉①「終わったことは言っても仕方がない~前編~」「~後編~」に続いて、

 

「ここを辞めたら他でもやっていけない」っていうのも『呪いの言葉』として議題にあげたいな、ということで。

 

「ここを辞めたら他でもやっていけない」という、一見もっともらしく聞こえてしまう罠。

でもちょっと考えるとただの根性論ですよね。なんの根拠もない。

 

この言葉は「終わったことは言ってもしかたがない」よりも、より内面からきていることが多いから厄介です。

ご本人が本気でそう思っていることが多いです…。

そしてすごくしんどい環境の中でがんばっている…。

 

もちろん根底には、自分に自信があるか否かという自己肯定感が関係していると思います。

ただ、ここではとにかく「ここを辞めたら他でもやっていけない」の呪縛の軽減に努めます!

 

問題は、その仕事が自分に向いていて健康にいられる場合には

「ここを辞めたら他でもやっていけない」という言葉は出てこないのです。

あるいは、さほど健康被害は出ておらず、

【とにかく今の仕事の愚痴を言いたいが、「辞めれば?」と言われちゃうのは困るので予防線を張るために「辞められない」的なことを言う】場合、

せいぜい「ここを辞めても次も似たようなもんだ」くらいで留まります。

その場合は、黙って聞きましょう。

だから、「ここを辞めたら他でもやっていけない」という言葉が、

その発想が出てきているという事態が、すでに危機的な状況なのだと感じています。

 

「ここを辞めたら他でもやっていけない」と言う場合、

多くは現在の職場で限界を感じていて即刻

辞めるか休職しないと健康被害がでる(もう出ている)ことが多いです。

 

このようにがんばる方は、とても真面目で優しい方に多いですよね。

そしてやたら自分に厳しい…。

「ここを辞めたら~・・・」ということは「ここを辞めたい」ということなのですが、

「他では自分はやっていけない」と根拠なく思い込んでしまって、

「辞めちゃだめだ。がんばらないと」と自分に言い聞かせ続けている・・・。

それですごくすごく心身を壊してしまう・・・。

 

辛くても辛くてもただ耐えようとし、滅多なことでは休職や転職をしようとせず、

したときにはもう満身創痍、復帰までに年単位が必要になるくらい傷ついている・・・。

そこまでがんばれる忍耐力と適応力があるなら、

むしろどこでもやっていけると思うのです。

どこでもやっていけるから、良い環境に移動しようが適切だと思うのです。

 

「ここを辞めたら他でもやっていけない」って、結局は根性論ですよね。

どうしてそんな風に思い込むようになるのだろう~~~~~と改めて考えていたら、

このようにおっしゃるクライエントさんたちが、もう一つ共通することをお話されていることに気がつきました。

 

親が団塊の世代!!!

 

もちろん自分自身への自信のなさなどは大きな要因でしょうが、その自信のなさも含めて、団塊の世代からの影響があるのではと思い至りました。

さらに、ご両親を団塊の世代にもつ子ども世代は『就職氷河期』であり、

「とにかく職に就くことが大変だ…」と身をもって体験している世代でもあります。

これまでも「8050問題」といって社会的にも話題になっていましたね。改めて、クライエントさんたちから教わりました。

 

団塊の世代に育てられた現在40歳~50歳あたりの方々で親子問題を抱えて病院を訪れるケースは多いです。

中でも、生き方や働き方に悩んでいる人が多く、性別は男性が多いですね。

もちろん状況は様々ですが、

悩みの根幹は同じことが多いのです。

「(親が)自分を認めてくれない」

「できないのはがんばってないからだとしか言われない…」

「新しいやり方に賛同してくれない」

「仕事を辞めたいと言ったら、「そこでやっていけないなら他でもやっていけないぞ」と言われた」etc…。

 

けっこう根深い苦しみを感じています。。

 

恐れ多いですが、この流れから、「団塊の世代の罪」について次回書いちゃおう、うん。。

思い立ったが吉日っていうし。。

「罪」とか付けちゃって怖いけど。。寝子の寝言だしね。

 

寝子も団塊の世代の子どもです。

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次回は、『団塊の世代の親の特徴』について記事を書きたいと思います♪

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