明けましておめでとうございます!!
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
今日は、「正月」に毎年思い出すせつないエピソードを軽く綴りたいと思います。
年賀状
お正月となると必ず思い出すのが
「年賀状を返せずに切れた縁」です。
私は21歳のときに本格的に精神疾患が発症し、
以後、冬場は毎年「うつ状態」でした。
思い返すと20歳前後からだんだんと具合が悪くなっていました。
本格的に発症してからは、
「部屋がゴミだらけ」「約束した日に外出できない」などの典型的なうつ症状を呈していました。
そのうつ症状の1つに
「年賀状を出せない」「返せない」
がありました。
たかが「年賀状」なのに、「出そう出そう」と思いながらできず、
元旦が来てしまい、小中高校時代までの友人からの年賀状を返せず、
それでも翌年送ってくれてもまだ私はうつ状態で送れず、
向こうにしてみれば「送っても返事が無い」わけで、
それで縁が切れてしまった旧友たちがたくさんいます。
「明白に発症したのは21歳ころ」と分かるのは今だからで、
当時はよく分からず、うつ状態だとも自分も誰も気づかず、
ただ「だらしないだけ」だと思っていました。
その後何年もそのような状態が続いたので、
昔からの友人はほとんどいません。。
当時は、友人と約束しても守れるかわからない、
年賀状の返事も出せない、美容院の予約をしても行けるかわからないという状態が、
「自分の普通」
であると思っていました。
でも、それから何年も経って、
来た年賀状は返せるし、その前に来そうな相手に元旦に届くように年賀状を投函できるし、
人との約束や美容院などの予約は、ほぼ確実に守れるという生活を送れるようになりました。
そしてそれは、健康であるとさほどエネルギーを要さずに行えるものだと知りました。
そういう生活を送れるようになって、
ああ、普通の人はこれが当たり前なんだな、
できなくなったことがない人にとって、
確かに当時の私の行為は失礼であったと受け取られるのは無理もない。
と再認識しています。
そして、本人も「うつ病で」等とわかっていても釈明しづらいのに、
私のように「症状」とも本人が分かっていないケースであったら、
人との縁も切れるし、自分でも他人からも責められてしまい、苦しみの連鎖だなぁと思います。。
「うつ病」というのは、
「年賀状」や「結婚式の出欠席ハガキ」すら、出せないことがあるのですよね。。
そして本人も「なぜできないか」わからない。
でも、それが病気の症状なのですよね。
「健康度」と「対人関係」
今の私の「年賀状」のケースは単純な話しですが、
心の健康度と対人関係の安定度は比例するように思います。
パーソナリティ障害やPTSDであればもちろんのこと、
うつ病やパニック障害などでも病気が重いほど、
安定した対人関係を維持することが難しくなると思います。
よく「本当に必要な人なら縁が続く。悪いときに切れる関係はそこまでのもの」という
励ましのフレーズを見聞きします。
その通りだなぁと思う反面、
「本当に」必要ではない友人関係でも安定して維持できるだけの余裕と健康が羨ましかったなぁ
という気持ちがあるのが正直なところです。
ただ、日本は「友達100人」など、
「友人は多い方がいい」「一人は好ましくない」等と殊更に強調しがちな文化であることも、
コンプレックスに感じる原因なのだろうと思っています。
↓今年初「一押し」を何卒よろしくお願いいたします!!
昔からの友人は少ないけれど、ここでの関わりも貴重な対人関係だと有り難く感じています♪
↑本年も何卒よろしくお願いいたします。
皆さまにとって良い年になりますように…。
ワクチン後遺症がしぶとくて、胃痛が少し緩和されたと思ったら、
なくなっていた息切れや動悸が復活してしまい、
ワクチンすげぇな!!!
と、その消えない強さに感心しています…(^_^;)
本当に弱ってしまったというか、変わったというか、
ピザとかマックとか好きだったんですけど、それは食べられなさそうでまだ分かるんですけど、
蕎麦とかお寿司とか刺身とかも受けつけなくなってしまい、
「もとに戻れるのだろうか…」とやや諦めムードです…。
とにかく
寒さは凶器!!!
ということで、この季節は気をつけて過ごし、
春ごろには回復していたいなと思っています!
みなさまもお正月休みもわずかかなと思います。
良いお休みになりますように…。
最後までお付き合いくださってありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております♪