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コロナ 心理豆知識

災害後の心的過程 ~これから心はどうなる?~

2020年12月18日

「マスコミとコロナ」で、メンタル的にはあまりたくさん情報に触れすぎないほうが良いと書きましたが、

今のような非常事態に見舞われたとき、人の心はどのような過程を経るのかご紹介したいと思います。

 

災害後の精神的な状態は、茫然自失期  →  ハネムーン期  →  幻滅期  の3期を経るといわれています。

 

茫然自失期は文字通り「ビックリしてどうしていいかわからない期」ですね。

次のハネムーン期というのは「みんなが“がんばろう!”ってなって助け合いが起きる結束期」です。

例えば、携帯電話が通じなくなって公衆電話に行列ができて、

本当は数箇所に電話したいけど1件だけしてまた最後尾に並ぶといった現象が大地震の後に報告されていますよね。

最後の幻滅期は、事態が長引いてみんな疲弊して抑うつ的になってしまうっていう時期です。

4月5月の緊急事態宣言が出されていたころがハネムーン期、今は疲弊期にあたるのかな。

この冬の第3派といわれる事態の悪化には、「前から冬場は感染が広がる」って言われていたとはいえ、未知のウィルスですからね、期待をしていた面もあったでしょうし。

それでですね、この「災害直後の一般的な心の反応経過」は3期で言葉は終わっちゃってるんですけど、

この心の経過がグラフになってまして(縦軸が心の状態:(積極的or抑うつ的)・横軸が時間の経過)、

このグラフをガン見するとですね、3期の「疲弊期」に縦軸が下がって「抑うつ度」が増した後、

 

グラフはゆっくり右肩上がりの線を描いているんですよ!!

 

つまり、時間の経過と共に心の状態が抑うつ状態からだんだん回復することを意味しています。

その図をぜひ載せたいんですけど、著作権とやらで載せちゃダメかもってことで、

気になる方はこちら↓の66ページをご参照あれv

なので、きっとゆっくりみんな取り戻せる!

むしろ今は疲弊期なのだからあとは上がるだけ。

あと、「非日常的な出来事に遭った直後のストレス反応は変なことではなく普通の反応」と言われますが、

同じように、非日常が長引くと疲弊してゆううつになることもおかしなことではないということですよね。

あとはどう軽く、どうごまかしながらやっていくか・・・。

そんなことを考えながら、最近さぼってた宅トレをやったんです。YouTubeの動画で。

そしたら見事に筋肉痛になりまして、

「宅トレYouTuberの先生はさすがだなぁ。効いてる。結果にコミット!」って痛がりながら喜んでたら

テレビのニュースで「コロナウィルスにかかった方のアンケート結果で最も多かった症状は筋肉痛です」って流れてきて、

一瞬「・・・えっ」って固まった。。

すぐ後に「筋肉痛っていっても局所的に痛むのではなく全身が痛む感じ」と説明してくれてて、

うっかり動揺しちゃったけど、情報は取り入れ過ぎず、でも最後まで聞かないとって学びましたw

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