今日にも東京近辺に緊急事態宣言が出されるようですね。(1/7更新)
これだけ増えると不安が強くなり、ついつい携帯でニュースをチェックしてしまいます…。
という流れから、東日本大震災のときの「災害時の情報との接し方」を思い出しました。
コロナも災害ですよね、しかも世界規模で現在進行中・・・。
災害が起きたとき、連日長時間それに関する報道がなされます。
そういった情報とどう付き合ったらいいのか、積極的に見たほうがいいのか見ないほうがいいのか。
メンタルケアの視点からの答えは、
「あまり見ないほうがいい」とされています。
災害や事件事故に関する情報は、どんどん得ようとするほど不安や恐怖を募らせてしまうといわれています。
そのため、見るにしても「時間を決める」「気分が悪くなったらすぐに止める」などを推奨しています。
もちろん全く情報を遮断しろということではないです。
ただ、自ら積極的に情報を取りにいかなくても最低限必要な情報は入ってくる時代になっていると思います。
「情報に触れ過ぎない」という対処は、まだ自分の考えや価値観がしっかりできあがっていないお子さんの場合は特に大切になってくるようです。
そういえば私、東日本大震災のときスクールカウンセラーやってまして、
『テレビで災害のニュースはあまり見過ぎないようにしましょう。』っていう保護者向けのお便りだしたなぁ。
そのときは、関東地区だったので、「災害に関する報道は見過ぎないで、できる限り普段の生活をするようにしましょう」ってアナウンスをしてました。
「できる限りいつも通りの生活をする」ということも有事の際に不安や恐怖に飲み込まれないために有効な対処法となっています。
・・・ただ、このコロナ、「ニューノーマル」「新しい生活様式」と言われていますが、
「普段の生活を送る」っていうのがなかなかに難しい・・・。しかも終わりが見えない・・・。
なにかちょっとでも希望がもてることないかなぁと考えまして、
「災害後の一般的な心の反応経過」を思い出しました!
次の「災害後の心的過程」に続きます。
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